お見積もりに頭を抱える男性。

見積もりが依頼先によって大きく異なる理由

同じ依頼内容でも依頼先によって費用が大きく異なるのは、関わる人間の数とリスクに対処するための内部留保をどこまで計算するかが異なるためです。
細かく見ていきましょう。

ウェブサイト構築費用の3大要素

まず最初にサイト構築にかかる費用を分類してみましょう。

項目内容特徴・補足
人件費ディレクター、デザイナー、エンジニア等の作業工数(人月・人日)全体コストの大部分を占める変動・最大要素
必要経費
サーバー・ドメイン代、外注費(撮影やイラスト等)、交通費などプロジェクトごとに実費、またはマージンを乗せて請求。
ツール費用各種有料プラグイン(ACF Proなど)、ソフト、クラウド、フォントライセンス、検証ツール代など制作環境の維持や、サイトの機能実現に不可欠な固定・変動費。

整理されたデータから、コストが4倍になる理由は以下の3点に集約されます。

「1人3役」か「3人分業」か(人件費の乗算)

個人: ディレクション・デザイン・コーディングを1人で兼ねるため人件費は1人分。

制作会社: それぞれの専門家が動くため、純粋に人件費が3倍になります。その分、「連絡がスムーズ」「見栄えが良い」「コードの質が高い」というクオリティと安心感の担保としてリターンされます。

組織維持費(販管費)の有無

ホームオフィスでは場所代や交通費を最小化できますが、会社組織となると「事務所家賃」「インフラ」などの固定経費が必ず原価に乗ってきます。

雇用と経営を守る「内部留保」の規模

個人と組織では必要な内部留保も違います。しっかりした会社ほどより高い見積もりになるのは仕方ないことだと言えます。

「結果」に対してどういう「体制」を選ぶか

上記のようにウェブサイトの構築費用に差が出るのは、成果物のクオリティだけでなく、「どのような制作体制で臨むか」が大きいです。

専門チーム(制作会社)に依頼すべきケース

ホームページの目的が企業の営業成績やブランディングに直結しており、「やるべきこと(ターゲットや戦略)」が比較的明確になっている場合。各分野の専門家がチームを組み、確立された組織力とバックアップ体制で、狙い通りのクオリティと成果を確実に形にします。

フリーランスに依頼すべきケース

「まずはじめてのホームページを作りたい」「現時点ではウェブからの直接的な売上拡大を強く求めていない」という場合。コストを最小限に抑え、フットワーク軽く進める体制が適しています。

ホームページは、公開した後に初めて本当の問題点や改善点が見えてくるものです。最初から100点満点のサイトを目指すのではなく、まずは小さく生んで、運用のなかで柔軟にアップデートしていく(育てていく)というアプローチにおいて、1人で柔軟に動けるフリーランスは最高のパートナーになります。

フリーランスに依頼する場合は、「予算に合わない」「まずはやってみたい」場合。制作会社に依頼する場合はホームページが営業成績に直結し、やりたいことが比較的明確な場合と考えるとよいでしょう。

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