キーワードを指定してのSEO対策はできません。
10年近く前、SEO会社に依頼すれば、特にホームページの内容をほとんど変えることなく特定のキーワードで上位表示させることができた時代がありました。
2012年あたりからGoogleのアルゴリズムはアップデートを繰り返し、そういったタイプのSEOが難しくなり、SEO会社からの営業電話も激減しているはずです。
またSEOの場合検索語句と表示ページを紐づけることができません。特定のキーワードで検索結果の1ページ目に、特定のページを表示したいならば、不明確なSEOに頼らず、リスティング広告を出してしまう方が確実です。(保守費用を考えれば広告料の方が安くつくこともあります。)
ですから、キーワードを指定してのSEO対策は承っていません。
今のSEOはコツコツやるしかありません
リスティング広告も一般化し、軽視されることが多くなったSEOですが、ロングテールキーワードにおいては未だSEOは重要です。
- ロングテールキーワードとは検索ボリュームが少ない検索語句のことでリスティングの対象になりにくいキーワードです。
ただ、サイトの改善やページの追加を地道にコツコツやるしかありません。そういう意味では我々だけでSEOは完結しません。御社の協力があって初めてSEOができるのです。
検索エンジン対策に必要なこと
まず、前提として検索エンジン対策に必要なのは現在のサイトが検索エンジンにどう評価されているかを知ることです。
クリック数、表示回数などは設定さえすれば専門のサイトで知ることができます。
ただし、表示回数が少なければデータとしての意味が弱くなってしまいますから、最低限のクリック数が必要になります。
最低限のクリック数を得ようと思えば、それなりのページ数が必要となります。
具体的な必要なページ数とは
1ページで100クリックされるページもあれば、1クリックもされないページもあるため、具体的なページ数は存在しませんが、具体的なテーマを持った総ページ数が最低100ページは欲しいですね。
SEO対策って何をやっているの?
専門のサイトを使ってどういうキーワードで表示・クリックされているか確認します。
表示回数は多いのにクリックされないページを洗い出してディスクリプションを修正したり、クリック率が低いページを検索サイトのインデックスから外したりします。
クリック数はSEOだけで決まるわけではない
よく勘違いされがちなのは検索エンジンにからの流入数はSEOのみが影響しているというものです。
実際はテレビや雑誌で紹介されたり、Googleのアルゴリズムのアップデートによって大きく変動します。
内部施策だけで御社が抱える問題が解決するわけではないことを念頭に置きましょう。
で、なければSEOの担当者は営業的利益を度外視し、クリック数のみを増やす意味のないSEOを行うはずです。
クリック単価が安いからという理由でSNS広告を使うことはおすすめしません。
SNS広告はディスプレイ広告(他人のサイトに表示される広告)と一緒で、検索されないキーワードに対して有効です。
どちらも検索連動型の広告よりクリック単価も安くつくのでオススメされる事もあると思いますが、アカウントに力が無い場合、SNS広告はあまり有効ではない事が多い。
運用を外部委託すると費用対効果が合わないケースの方が多いのではないでしょうか。