リスティング広告の設定って確認していますか?

post on 2018/11/19

カテゴリー:リスティング広告

Google広告

リスティングの広告を外注している場合、どういう設定になっているかの説明をされることはあまりないのではないでしょうか?
アナリティクスのように画面を共有しづらいからなのか結果の報告のみ受けるというケースが多いように思います。

立ち上げ時には最適化が欠かせない

リスティング広告は公開後の最適化が欠かせません。
キーワード・除外キーワードの追加。広告表示オプションの調整。表示やクリックが最適になるように地域やマッチタイプ(キーワードをどこまで含んでいるかの設定)などを調整していかなくてはなりません。
Google広告(旧adwords)の場合、最適化案が提示されるので、それを参考にして必要だと思われる調整を行います。

広告をクリックしたユーザーの動向を確認

Googleアナリティクスにはスマートゴールという、ある一定の条件を満たしたユーザーを検知する機能があります。
広告をクリックするだけでは意味がありませんから、クリックされた中からスマートゴールの条件を満たしたユーザーのクリックしたキーワードや広告をより多く表示したいですよね?
スマートゴールはアナリティクスからGoogle広告に情報をインポートすることで活用する事が出来ます。
最適化そのものはGoogle広告が自動で行ってくれるので、スマートゴールが使えるようになったらあとは設定を有効にしてインポートするだけ。
リスティング会社の中にはアナリティクスに全く関与しない会社もありますが、個人的にはそういう会社に対しては懐疑的です。

保守費用が月1万2万では厳しい

前述のことは特に難しい事はではないのですが、サイトのよって環境は千差万別で、サービスもまたぐので経験がない人がリスティング広告を管理する事はかなり難しいです。
設定だけならば最適化案に沿って、サポートに電話しながらやればそれほど難しくありませんが、その設定が適切かどうかは実際の営業状況やサイトの仕様を理解し、検証しなくてはなりません。
単純にリスティング広告に関する知識だけではなく、アナリティクスなど他サービスの設定についても理解しておく必要がありますし、広告の最適化と同時にサイトも最適化する必要な場合があるのでUI/UXやHTMLの知識も必要になります。
これだけの知識と労力が必要な作業を月1万2万で管理するのは難しいでしょう。

消費税に気を付けましょう

Google広告は毎月請求書が届くわけではないのでかかった費用と引き落とされている費用の突合せが難しいです。
レポートは税抜き表記ですが、実際には消費税が加算された額が引く落とされているので注意してください。(料金概要→ご利用履歴を確認しましょう)

広告費と研究費だと考えられるかどうか

以上のことから、初期設定は業者が行い、運用は自分たちで行いつつ、業者がサポートする形がいいのではないかと思います。
最初はコンバージョン単価が利益を上回りがちですが、広告とランディングページを最適化していくことでサイトはより質の高いものになるはずです。
結果だけ求めるなら広告費と管理費を上回る規模感が必要になっていますね。

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