Adwords Expressについて

post on 2017/12/15

カテゴリー:リスティング広告

近頃質問が出てきた話題と言えばAdwords Expressですね。
Googleが提供しているリスティング広告のサービスですがAdwords ExpressとAdwordsは全く違うサービスと捉えた方が良いです。
簡単に言ってしまえばAdwordsの簡単版がAdwords Express。
出稿が簡単な分、できることは制限されます。

知識がなく、人手も足りない。でも広告を自分たちで出してみたいと言う場合はおすすめですが、検索連動型広告の結果はSEOやサイトの構成にフィードバックされるべきであり、そのスキームがサイト運用の肝でもあるので、「Adwords Express」が全く効果が出なかったといってリスティング広告を切り捨ててしまうのはもったいないですよ。
これはAIを用いた運用ツールにも言えることで、自分にできないことをAIにやらせても、AIがやった仕事から利益を生むかどうかは管理者次第。
結局のところは知識を得るしかないのではないかと思います。

SEOだけでは厳しい

もうかなりの方が実感されているとは思いますが、以前SEOで大きな収益を上げていたサイトであってもSEOだけでは厳しくなっているはずです。
検索結果画面に広告出稿数が増え、最寄りのサービスも表示されるようになってしまったため検索順位が上位であってもクリック数は減るでしょうから当然の結果だと思います。
その上はポータルサイトが多く存在する業種になるとビックワードでの上位表示は至難の業。
業種によってはリスティング広告が避けられない情勢にあると思っていただいた方が良いでしょう。

SEOはもう意味がないのか?

よくSEOはもうやっても無駄という意見も聞くようになりましたが、それは極論でしょう。
どんなサイトでも自然検索での流入は発生しているはずです。どんなキーワードに対しても広告が出ているわけではないので当然ですよね。
要はリスティング広告に占領されてしまったキーワードとまだまだ広告に浸食されていないキーワード(競合が少ない業種やロングテールキーワードなど)があるということです。
ビッグワードに対してSEO対策をしていた会社が、競合するのがリスティング広告になってしまったため厳しい状況に置かれているのでしょう。

調整を自動化してよいのか?

Adwords Expressは運用をほぼ自動で行ってくれるようなのでそういった意味ではお手軽です。
しかし、SEOであればリスティング広告であれ、設定時には意図しない結果を生むことがほとんどで、ランディングページの調整が必要になってきます。
そういった手順をタダ単純に自動化してしまうことがはたして社業のこれからにおいて正しいことかな?
と個人的には思います。でも何もやらないよりはマシ。。。難しいですね。

トップページに戻る