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Posted on Mar 31, 2017 by matsushita shohei

制作会社側から制作費を考える

記事カテゴリー: ホームページ作成のヒント

制作会社から見れば今の価格帯は安すぎます。その理由は工程とそれに割く人員にあります。

制作会社側から制作費を考えてみましょう。

工程から考える制作料

制作工程は大きく分けると3つに分かれます。

  • 1.企画・設計
  • 2.デザイン
  • 3.プログラム

それぞれ分野が異なる為兼業はできないと仮定すると制作期間1ヶ月のサイトで3人で制作すると考えます。平均月の売り上げが40万いると考えると、120万がビジネスとして成り立つ価格となります。
ただ、多くの制作会社がそこまで大きな請求を掛けていないはずです。
その理由はいろいろ考えられますがサイトの目的が不明瞭で具体的な運用方針がない場合、「制作することが目的」だからでしょう。翻って考えれば、依頼者が「ホームページを持つ為に」支払える金額と制作会社がサービス残業して過労死しない程度の金額で現在の価格帯が出来上がっていると考えられます。
(これと相対するのが目的を決定して利益を仮定した上で実際の費用対効果から制作料を策定する方法ですがデータと経験が必要でしょう。)

アドベネックとしては1サイト120万も請求できないため、1と2を兼任して尚且つ3の工程をなるべく増やさないような提案を行います。
ただ注意しなくてはならないのは「価格を抑えたい発注者」と「サボりたい制作者」は工程を省略すると言う点において利害が一致するという点です。
結果としてサイトが出来上がっても何も起こらないという状態になります。
ですから、サイトを制作する目的を決める必要がありますし、発注者でもなく、制作に直接携わらない人間が必要であり、客観的にプロジェクトを進める企画・設計は専任でやるべきだと言えます。

今後は企画・設計が大切になってきます。

制作において企画・設計の比重が増したのはGoogleの進化や分析ツールの多様化が理由です。
ある程度ロジックに沿って仕事ができるようになったために制作者側の認識が変わったのでしょう。

また企画・設計はデザインとプログラムどちらも理解しておく必要があります。
納品物を作るわけではないのですがもっとも知識が必要なポジション。
どういう運用をすべきなのかもしっかり考えていかなくては、いざ運用することになった時に手間の費用もかかります。
関西では特に無形のものに支払われるべき報酬が少ないですが最もコストをかけるべき部分です。

我々は今後も2や3の工程を極限まで圧縮していきたいと考えています。

生活するのにギリギリの報酬であれば、いつ勉強するのか?

これまでの理屈だと、制作者はいつ勉強するのでしょうか?業務時間外?
この仕事についている人間は多かれ少なかれ制作が好きでしょうから中には時間外に勉強してくれる人もいるでしょう。
しかし、家族を持てば使える時間も独身の時よりも減ります。やはり報酬の範囲内で勉強する時間も作るべき。
そういう意味では今の制作料では業務時間で十分な勉強時間が取れるとは言えず、日々の業務をこなしつつ技術的にも一定の質を保ち、なおかつ現在の価格帯を維持しているのは制作者個人の能力のおかげであると言えます。
これは制作会社自らの責任と経験でクリアにすべき問題ですね。

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松下 正平

この記事の投稿者

松下 正平matsushita shohei

アドベネック代表。 WEB制作会社にてコーダーとして実務を経験し、2002年より独立。2006年アドベネック設立。長く大阪市内に住んでいましたが、今は学生時代を過ごした枚方に移住。ゲームは主に通勤時間にやっています。趣味は音楽鑑賞とサッカー観戦。 Googleのデジタルワークショップ修了しました。

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