直接的な検索語句だけじゃない、新しいアルゴリズム
これまでは例えばバンド「メタリカ」を検索しようと思えば、検索時に「メタリカ」という単語を入力する必要がありましたが、「かっこいい ヘビーメタルバンド」でなど、関連する語句を使って検索して「メタリカ」がヒットする、というのがハミングバードというアルゴリズムです。
- 実際に試してメタリカは上位表示されないので注意。あくまで例です。
まだまだ開発途中だとは思うのですが、キーワード史上主義のようなSEO対策は終わりに近付いているのは確かだと思います。
どういうアルゴリズムなのか実際に見れるわけではないんで予測するしかないですが、サイト内での語彙が多い方が検索エンジン上では優位に働くのではないかと思います。
より複雑な会話型検索アルゴリズム
近年のgoogleのアップデートの傾向として、検索エンジンを挟んで会話が成り立つようなページを用意することの重要性を感じます。
よく中小企業規模のサイトを作成していると、トップページに予算の3割4割をかけるような作成の仕方を依頼されるクライアント様がおられますが、大切なのは下層ページだと思います。
これまでのSEOだと、やはり小規模サイトほど小細工を弄するよりトップページに内容を集約した方がいいケースが確かにあったのですが、今後この傾向は変わっていくでしょう。
自然とサイト内の語彙は増え、検索結果に表示される回数は増えるはずです。
何らかの語句で上位表示が実現できなければなかなかセッション数に跳ね返ってこないのも事実ですが、長期的に見て「会話が成り立つようなページ」を量産することも大切だとおすすめしたいです。