自分たちでSEOを行う際に必ずやるべきこと

post on 2019/04/13

カテゴリー:SEO

アナリティクスサーチコンソールタイトルディスクリプション内部リンク外部リンク

自分たちでSEOを行う場合、対象となるページは広告をつけるほどではない、もしくは検索ボリュームが少なく、広告をつけることができないようなページです。
すでに上位表示されており、さらに上位表示を狙う場合は広告を出してしまった方が早くて安くて確実でしょう。

上記のようなページはいわゆるロングテールキーワード(検索数の少ないニッチなキーワード)でアクセスされるページです。
そういったページのSEO対策を自分たちで行う際に必ずやるべき内部対策は下記2つのみです。

1.タイトルやディスクリプション(抜粋・説明)の調整。
2.サイトのアクセス記録を残す。

タイトルやディスクリプション(抜粋・説明)の調整

SEOの基本は、ユーザーが検索する際に使ったキーワードと検索結果、そして、そのリンク先の内容を合致させることです。
無料検索の場合、AIが自動的にページを決めているため、内容が合致していないケースが多いです。ユーザーが検索する際に使ったキーワードはサーチコンソール(Search Console)で知ることができます。
サーチコンソールがわからない場合は制作会社さんに聴いてください。(場合によっては設定が必要ですがとても簡単です。)

検索結果に表示される要素はタイトルとページの抜粋・説明であるディスクリプションのみです。

タイトルは順位に影響し、ディスクリプションをクリック率に影響します。
タイトルは内容を表し、同時に誤解されないものがよいでしょう。

表示されているけど、クリックされない場合はディスクリプションに魅力がない。
クリックされているけど、直帰率が高い場合がタイトルやディスクリプションが内容と合っていない。もしくは内容が乏しい。
と考えることが出来ます。

有料検索(=広告)の場合はキーワードに対して表示させるページを自分たちで設定できるため、より合致しやすくなっています。
すでに上位表示されており、さらに上位表示を狙う場合は広告を出してしまった方が早くて安くて確実な理由ですね。

サイトのアクセス記録を残す

アナリティクスやサーチコンソールの情報を月別など期間にまとめて資料にまとめておきましょう。
アナリティクスであれば、自動でスプレッドシートなどに情報を吐き出すこともできますが、ご自身が数字を理解しなくなるので、簡単でもいいから手動で行うことをおすすめします。
しばらく記憶していくと、何もしていなくても順位が上下することが確認できます。
これはGoogleのアルゴリズム(順位を決定するルール)が変更されていることを表しています。
現在はGoogleはアルゴリズムの中身を公表していません。またSEO対策の結果はすぐ現れるものではなく、順位の変動の理由を説明することは難しいとお考え下さい。
サーチコンソールやアナリティクスではサイトの問題点を指摘する機能があります。その対応はご自身では難しいと思うので保守契約している会社に相談してみてください。

上記以外の順位に影響を与える作業

更新頻度を保つ

必ず更新し続けましょう。理屈としては検索サイトのロボットが御社のサイトを確認しに来た時、前回と内容が変わっていなければ次回ロボットがサイトに訪れる間隔が空きます。
なんらかの対策をしても、その結果が検索サイトに評価される時間的ズレが生じます。
頻度は業種によりますが、質が保たれるのであれば大いに越したことはありません。
サイトの規模が大きくなると同時にwordpressを使っていて、パンくずリストがあれば内部リンクがトップページに集中していくはずなので、それ自体がSEO効果を持つでしょう。
ただ、従来のようにシステム的に内部リンクを増やすよりは、本文中の文字リンクから、その文字が示す内容のページにリンクさせることの方が重要だと考えられています。

外部リンクを増やす

昔から外部リンクはサイトの順位に大きく影響していました。しかし、外部リンクを購入する会社が増えたため(従来のSEO会社が行っていたSEO対策ですね。)Googleがその影響力を縮小しています。
ただ、今でも外部リンクはサイトの流入数にとってプラスであることは間違いありませんし、外部リンクを得られるページ作りをすることがユーザーのニーズに合っていると考えられます。
一番可能性があるのではSNSでシェアされることだと思いますが、SNSからのリンクは外部リンクのSEO的効果を除外していることがほとんどのため、別物ととらえましょう。
リンクする側・される側の内容が合致するポータルサイトや個人のブログからリンクが望ましいです。

一つのサイトをずっと管理していると、流入数と売り上げは必ずしも比例しないことがわかります。
これは検索されたページがユーザーの思っているページはないことを意味しているのでしょう。この状態で費用をかけて流入を得ても費用対効果が悪いでしょうから、SEOとサイトの中身のブラッシュアップはサイト運用の両輪と言えます。
1日で結果が出るものではなく、何年も対応を繰り返して血肉になっていくものなので、まずは続けることが最重要課題ですね。

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