SNSのシェアは「信用できる人からの情報」だから意味がある

post on 2020/06/03

カテゴリー:SNS

SNS検索サイト

ここ10年、SNSの普及から検索サイトの検索結果を信用しないユーザーが存在します。
この問題のポイントは検索サイトの性質ではなく、ユーザーは検索サイトのおすすめは信用していなくても、知人のおすすめは信頼している点です。

なぜ検索サイトの結果は信用できないのか

ここで言う信用できない情報とは例えば歴史上の出来事や言葉の意味などではなく、検索結果が提示するおすすめの店やサービスです。
なぜ、検索サイトの提示するおすすめの店やサービスが信用できないのか?
それは店やサービスをおすすめしているのが、店やサービス提供者自体だからです。

目線の偏りは否定できません

ホームページを作っていて、「ユーザーが求めていてもなんらかの理由で掲載できない情報」が存在します。
いくら消費者目線をうたっていてもサービス提供者側の目線であることは否定できません。
提供者目線で言えば仕方ないのですが、提供者が発信したいこと・発信できることとユーザーが求めていることには決定的な乖離があると思ってください。

なぜSNSの投稿は信用できるのか

話の流れ上、検索結果よりSNSの投稿の方が信用できるようになっていますが、そうは言いきれません。
なぜなら、SNSも店やサービス提供者自体が投稿している場合があるからです。
しかし、SNSハッシュタグ検索を使って1つの事柄に対してたくさんの消費者の意見を見ることができます。
この「様々な視点での評価を確認できる」点と画像などを合わせて投稿できる点(つまり実際にお店やサービスを利用した可能性が高い)が検索結果と異なる点ですね。
さらに一部のSNSでは投稿者自体の信頼性が情報の付加価値として評価されます。

信用できる人の投稿だから意味がある

SNSはフォローすることで常日頃から発信者の発信内容がわかります。フォローしているということはその相手の専門性を認めているのでしょう。
その専門的知識を持ったユーザーがお店やサービスをおすすめした場合、見知らぬ誰かのおすすめより信用してしまいませんか?

信用できないアカウントのシェアはむしろ邪魔

逆に専門性を認めていないがなりゆきでフォローしているユーザーの投稿はどう感じるでしょうか?
まだ値踏みの段階ですから投稿は見ますが、シェアする情報が多すぎるのは迷惑メールと一緒で非常に印象が悪いです。
もしあなたがSNSのシェアを担当するようになったら、シェアする投稿がユーザーにとって信頼できるために、あなた自身の好感度を上げたり、専門性を高める投稿をしなくては意味がないと思ってください。

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