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Posted on Jul 27, 2017 by matsushita shohei

収益が上がらないサイトを作るべきか?

記事カテゴリー: サイト運用からみたWeb制作における注意点

制作物が存在しない仕事が増えている今、受けるべきではない仕事があるという話です。

多くのホームページでは貢献を数値化できない

例えば、お問い合わせメールが届いたからといって、それが売り上げに貢献したかどうかはアナリティクス等分析ツールからは分かりません。
物販サイトならともかく、多くのサイトは制作側が確認できる数字だけではホームページの貢献を数値化することが困難です。
信用度の高い数値が必要な場合、店舗の集計も含めたホームページ内外の幾つかの指標をチェックする必要があります。

依頼されていないことをやるのは費用対効果が悪い

また、ここ大阪では特に製作の準備段階の作業の報酬が明らかに低く、依頼者から指示受けていない内容(つまり見積もりに含まれない内容)に手を出せば出すほど制作サイドから見れば費用対効果に合わなくなります。
例えばキーワード調査一つとっても時間がかかるわけですが、調査の結果依頼主がアピールしたいものとニーズの中心がズレていたとします。そこを指摘し、修正し、サイトに落とし込む労力に対して多くの場合費用が発生しませんし、最悪依頼主からの心象まで悪くなることがあるでしょう。
製作を直接担当しているものにとって、黙って言う通りの物だけを作って納品した方が確実に費用対効果がいいわけです。
これまではそれでよかったのですが、マーケティングや分析といった、目に見える成果物がないが手間がかかる仕事が増えてきた今、なおさら制作費と手間が合わなくなってきたと実感しています。

それでも依頼されてない部分に関して提案させていただくのはクライアントの利益の確保と、営業活動の一環、そして制作者としての職業倫理、使命感からです。
いつか、利益が上がれば、報酬も上がるはずだと考えてはいますが、「利益とホームページの貢献の費用対効果がはっきりしない」場合でも、正しく評価されるのでしょうか?
また、そもそも利益が上がらないビジネスを行ってるクライアントから依頼いただいた場合、制作会社は請けるべきなのでしょうか?

誰をビジネスパートナーとして選ぶのか

制作者としての生活や依頼者の利益を考えた場合、上記のような問いに1つの答えで対応するのは無理があります。
クライアントの目的を見て、ただ単純に依頼を請けるだけにした方がいい時もあれば、一緒に向上していけるよう多少費用対効果に合わなくても提案をした方がいい時もあります。
ただ一つ言えるとすれば、深く考えず、人の言うことは聞かず、報酬は明らかに低く、それでいて理想だけは高いという依頼は対応してはいけないということです。

アドベネックで売り上げのノルマを持っているのは実質自分だけです。
だからこそ、費用対効果に合わずとも売り上げは欲しくなるところですが、それではこの仕事は長続きしません。
しっかりと依頼者と話し合い、どこまでのサービスを提供すべきかを考えていきます。

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松下 正平

この記事の投稿者

松下 正平matsushita shohei

アドベネック代表。 WEB制作会社にてコーダーとして実務を経験し、2002年より独立。2006年アドベネック設立。長く大阪市内に住んでいましたが、今は学生時代を過ごした枚方に移住。ゲームは主に通勤時間にやっています。趣味は音楽鑑賞とサッカー観戦。 Googleのデジタルワークショップ修了しました。

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