システムは多機能であることが必ずしも良いことではない。

post on 2016/10/24

カテゴリー:ホームページ

サイト設計動画ソフト

動画ソフトの編集画面
みなさん、標準の動画ソフトでは物足りなくなって有料の動画ソフトを買ったものの使いこなせなかったということはありませんか?
ことWeb業界において、多機能であることは必ずしも良いことではありません。

多機能であること=使い方を学ぶ必要がある

多機能であるということは、そのシステムやサイトの使い方を学ぶ必要があるということです。
マニュアルが必ずしも初心者向けに書かれているわけでもありません、そもそも昔のようにマニュアルが本となってついているわけでもない。
自分でも使い方を調べないといけないことも多いので同じ価格なら多機能の方が良いという発想は明らかな間違いです。
多機能なシステムは使用者を選ぶということを忘れてはいけません。

いろんなことができるサイトは設計が難しい

インターフェース(画面)だけ作るなら、設計もそれほど難しくありません。
ただ、ユーザーが本当に機能を欲しているのか?どこが機能していて、どこが機能していないのかを探るのは機能の数が増えれば増えれるほど難しくなります。
まだまだホームページは依頼者様に仕様を指定していただく機会が多いのですが、その機能のメリットのみしか考えられていないことも多く、実装するメリットが費用対効果に合っているのか?また、その検証をどのように行うのかはほとんど触れられません。

どんな複雑なシステムもまずは1つの導線を完全に掌握すべきです。

どんなシステムでも基本的に使い方というものが存在します。
まずは、その基本的な使い方が自分のやりたいことに合っているかを確認しましょう。
先にシステムを実装してしまってから要望を出しても、なかなか良い結果には結びつかないでしょう。

サイトで言えば、コンバーションに至る過程が複雑だと、そのサイトをコントロールすることが難しくなります。
ですから、まずはユーザーがネットにアクセスしてからランディングページを経由してコンバーションに至るベストの流れをスタッフで共有することが大切です。
1つの流れさえ制御できれば、いくつもの流れを作っていくのも難しいことではないでしょう。

ちなみに、最初にのイメージで作っていた動画は下のものです。

After Effectsを使うとこんな動画ができるんですよ!

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