検索されないキ―ワードの流入を確保する方法

post on 2019/12/13

カテゴリー:ホームページ

SNSディスプレイ広告検索連動型広告購買行動モデル

AIDMAを意識する

AIDMAとは購買行動モデルのひとつで、はユーザーの状態を示す頭文字を集めたものです。

AIDMAモデルと応対するコンテンツ

Aは認知・注意(Attention)、Iは興味・関心(Interest)、Dは欲求(Desire)、Aは行動(Action)を意味します。
自社のサービスや商品が認知されていない場合、まず存在や利用価値をどう認知させるかが課題となります。

興味や欲求を持った上で行う検索をされない以上、SEOや検索連動型広告は効果的ではありません。
SEOや検索連動型広告以外の方法で認知させることを目的とした手段は2つあります。
1つは他の流入経路を活用する。
もう一つはより広い概念にアプローチします。

どちらもただ単に広告を見せるのではなく、興味や関心を持ってもらうための受け皿が必要となりますから、それに対応したページやサービスを用意しておく必要があります。

参考画像(AIDMAモデルと応対するコンテンツ

ディスプレイ広告かSNSを活用する

自然検索以外のアプローチとして考えられるのはディスプレイ広告かSNSです。
どちらを選択するにせよ、対象となるユーザーはあなたのサービスや商品には興味を持っていない状態であることを意識する必要があります。

ディスプレイ広告

ディスプレイ広告はGoogleといった検索サイトと契約をしているあらゆるサイトで表示される画像やテキストの広告です。
ユーザーの意思とは関係なく表示されるため、自分たちのサービスに興味がないユーザーにもアプローチする事が可能です。
検索連動型広告よりクリック単価は安いですが、見込み客ではないのでコンバージョン率は低くなります。
仮にクリックしなかったとしても広告を何度も目にすることでユーザーにサービスを意識させることができるでしょう。

SNSを利用する場合アカウントの影響力は大切

SNSも強制的に投稿を見せる事が出来ます。SNSはただ投稿すればいいというものではありません。ウェブページに比べて効果が持続しないですし、場合によればその投稿を誰も見ない可能性があるからです。
まず大切なのはリーチ数(投稿を見る人の数)です。またその投稿にリアクションを起こす人の数(エンゲージメント数)も重要です。
リーチ数はフォロワー(投稿の受け取り手)の多さが影響しますし、エンゲージメント数はアカウントが持つ説得力が強く影響します。
見知らぬ誰かより芸能人の投稿の方が広告効果が高いのは想像しやすいと思います。
アカウントのフォロワーも少なく、影響力も小さい場合は、アプローチにはディスプレイ広告が適しているでしょう。

ターゲットを含む広い概念にアプローチする

認知を得る為の手段が必ず実を結ぶわけではないので別の手段も同時に進めたいですね。その場合検索されるようなより広い概念にアプローチしましょう。
例えばサプリメントを売りたいサイトがあったとして、サプリメントに興味を持たない人にアプローチしたい場合、「ぽっこりお腹が気になる」「ダイエットしたいが時間が無い」
人もターゲットに含みましょう。
この場合「ぽっこりお腹」「ダイエット」といった広い概念とその関連語句が最適化対象となるでしょう。

評価の対象

ディスプレイ広告やSNSは「認知」させるためのものであって、いきなりお問い合わせなどが得られるわけではないことを認識しておく必要があります。
ですからいきなりお問い合わせ数などで判断せず、広告や投稿の表示数、クリックやエンゲージメント、流入後のサイト滞在時間などが評価の対象となるでしょう。

これらの数字が安定して稼げるようなったら次の段階に進みましょう。

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