ドメインやサーバーの契約を誰かに依頼する場合の注意点
管理者次第で管理画面に入ることができない
ドメインやサーバーの契約を、知人や制作会社へ委託するケースはよくあります。その際、「必ず自分自身も管理画面(コントロールパネル)のログイン情報を共有してもらうこと」を契約条件にしてください。
Webサイト変更のご依頼を頂いた際に、ドメインやサーバーの管理画面にログインできないことによるトラブルが発生します。管理を委託している業者がログイン情報を教えてくれず、自分では何も操作できない状態に陥ってしまうのです。
これは業者が悪意を持っているわけではなく、「1つのメールアドレスに対して1つのアカウントしか作成できない(=共有すると業者側の他顧客の情報まで見えてしまうなど)」というシステムの仕様が原因であることも少なくありません。
しかし、サイトを運用していると、セキュリティの設定変更やサーバー機能のバージョンアップなど、コントロールパネルでしか行えない作業が必ずと言っていいほど出てきます。
ヘルプを見れば自分で数分でできるような簡単な作業であっても、業者に依頼すると数万円の費用が発生することがあります。費用を払って対応してもらえるならまだ良い方で、管理画面に入れず、業者とも連絡が取れなくなってしまうと、一切の作業が手詰まりになってしまいます。
このようなリスクを避けるためにも、ドメインやサーバーの契約を委託する際は、最初から「自分もログインできる状態にすること」を絶対条件として進めることを強くおすすめします。
すでに契約済みの場合は「移管」または「名義(所有権)の変更・アカウントの譲渡」
ドメインの場合、会社や種類によって対応が変わりますが、手順を踏めば別のアカウントに移すことができます。同一会社でアカウントを変えることもでき、それなら一時的な表示停止も発生しません。
サーバーの場合、特に厄介なのがメールの設定変更が必要になる点です。
メールの設定を変えずにホームページのサーバーを変更したい場合は、メールは元のサーバーを使って、ウェブを新サーバーで運用する形となります。
ただ、この状態はできれば避けるべきです。
全社員のメール設定を変更するのが難しい場合(リモートワーク中心など)は致し方ない面もありますが、将来的に考えればメールサーバーとウェブサーバーを分けない方が後々の運用は楽になりますよ。