スパムフォルダ問題を解決する流れ

Gmailへのメールが迷惑メールに分類される問題

2026年に入り、「自動返信メールや自社アカウントからのメールがGmailの迷惑メールフォルダに分類され、お客様に届かない(気付かれない)」というご相談が急増しております。

フォームの場合、ホームページと自動返信メールアドレスのドメインが一致していることが前提条件となります。
このため、「HPのドメインとは異なるメールアドレス(フリーメールや別運用のドメインなど)」をどうしてもフォームの送信元に使いたい場合は、そのまま設定すると高確率で弾かれてしまいます。対策として、一度ホームページと【同一ドメイン】のメールアドレスでフォームから送受信を行い、そこから本当に使用したいメールアドレスへ自動転送する運用方法をお勧めしています。

ドメインに紐づく設定が必要

しかし2026年になってからは、ドメインが一致しているのにも関わらず迷惑メールと判定されてしまうケースが起きています。現在問題となっている、「同一ドメインであっても迷惑メールに分類される」という現象は、ホームページやWordPressの不具合ではなく、ドメインに紐づく設定(DNSレコードの追加)が必要です。
一部のサーバーではサーバーの管理画面から操作できますが、基本的にはドメインを管理しているサービス(お名前.comやムームードメインなど)のログイン情報が必須となります。

カギとなる設定はSPF/DKIM/DMARCの3つ

Gmailが「なりすまし対策」として厳格にチェックしているのは、SPF、DKIM、DMARCという3つの認証設定です。
近年新しく取得したドメインやサーバーであれば自動で設定されているケースもありますが、それ以前のものや環境によっては手動での追加設定が必要となります。

テストの際は迷惑メールフォルダを空に

DNSレコードの設定が完了した後でも、過去の履歴(Gmailの学習機能)の影響により、同じアドレスからのメールが再度迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがあります。
正確に検証を行うため、テストメールを送信する前に、一度迷惑メールフォルダを空(クリア)にしていただけますようお願いいたします。

SPF/DKIM/DMARCをチェックする

Gmailであれば、メールを開いた状態で差出人の行の右端、ドットが縦に3つ並んだ「その他」のアイコン内の「原文を表示」を見ると、Gmailがどう判断したかを確認することができます。

3つともPASSなら技術的な対処は終了となります。

WordPress特有の注意点・盲点

WordPressの初期設定のままだと、DMARCの認証が「PASS(合格)」にならなかったり、判定が不安定になったりすることがあります。
原因としては、「WebサイトのURL(例:www.あり)」と「送信元メールアドレス(例:www.なし)」のドメインが完全に一致していない場合に、Gmail側から「別ドメイン(なりすましの疑い)」と判定されてしまうケースが多いためです。

この問題を解決するためには、WordPressにSMTP送信を行うプラグイン(拡張機能)を追加するのが非常に有効です。

通常のWordPressの仕組みではなく、メールサーバーを介して直接メールを送信する(つまり、メールソフトに設定してメールする形です)という正しいルートを通すことで、ドメインのズレがなくなり、Gmailからの信頼性が格段にアップして確実に届くようになります。

13歳以下のアカウントはさらに厳しい

Gmailの中でも13歳以下のアカウント対してはSPF/DKIM/DMARCが全てPASSでもメールが到達しませんでした。
このケースは受信側のセキュリティ設定なので送信側にはどうすることもできません。

ご不明点あればご連絡ください。

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松下 正平のプロフィール写真
            

この記事の著者

松下 正平

2002年より大阪を拠点に活動。仕様の行間を読み「よきにはからう」実装力をモットーとするWeb制作・WordPress開発のフリーランス。
2019年に大阪市内から枚方市に移転。
近年はLooker Studioを活用したアクセス解析にも力を入れています。

趣味

趣味は息子とのサッカー、及びサッカー観戦。ガンバ大阪好き。
好きなアイドルはBABYMETALとsora tob sokana。