滞在時間は検索順位に影響しますか?

post on 2017/08/09

カテゴリー:SEO

直帰率動画滞在時間

SEOのために滞在時間を延ばす目的でページに動画を配置したいという依頼を受けることがあります。
まず、滞在時間は検索順位に影響を与えるかどうかですね。

滞在時間は検索順位に影響を与えない

少し前まで滞在時間は検索順位に影響を与えないとされていたと思います。
検索エンジンと言えどサイトの全てのセッションの滞在時間を取得する事が不可能なので当然でしょう。

ただし、近年検索サイトから検索結果に表示されたサイトに訪れたセッションが戻ってきた時間を取得しているのではないか?という噂はあります。
そもそも「滞在時間が短い」や「直帰率が高い」というのは検索順位以前の問題なのでなんらかの対処が必要なことに間違いはありません。

滞在時間はそのページの価値を知る指標となります。

ユーザーの平均滞在時間が5秒のページより30秒のページの方がユーザーにとって有益だったと判断できます。
ただ、滞在時間を長くするためには手段は選ばないというのは本末転倒です。
滞在時間はページの価値を知る指標となりますが、滞在時間が長い事が確実によいページの証拠だとは言えませんから、最終的には担当者自らユーザーにとって有益かどうかを判断するしかありかせん。

そして、経由ページの場合も無理に滞在時間を延ばす必要はありませんね。
ブログのような1ページで完結するページの質を確認するための指標でしかないと考えるべきでしょう。

もしも動画を設置したことで順位が上がったのなら

テキストだけのページより動画を設置してある方がユーザーにとってメリットが大きいコンテンツがあります。
料理のサイト(アプリ)などはこれにあたりますね。
場合によってはテキストのみで構成されたページより画像や動画が配置してあるページの方が高く評価されることは適切な処理だと思います。
検索オプションの「画像」や「動画」でも表示されるでしょうから、Search Consoleの数字が動くことも予想されます。
そういった意味では動画をアップすることそのものにSEO的効果はあるかもしれませんね。

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