映像作成について

post on 2018/12/27

カテゴリー:映像編集

AfterEffectspremiere映像作成映像編集

PCに元々ついているソフトとプロが使うソフトはどう違うの?と質問されることがありますが一口で映像と言ってもテレビで流す映像とプロジェクタで流す映像ではまるで違います。
アドベネックで請け負っているのは主に会社や組織といった内輪の集まりで流すような映像です。
そのような映像はPremiere Proで編集を行っています。PCに元々ついているソフトと違って映像を何層にも重ねたり、音声も複数かぶせる事が可能です。
音声が複数かぶせることができるとBGM、効果音、台詞を同時に流す事ができるので便利です。
また簡単な効果であればPremiereでかけることができます。スローモーションや顔を識別して動くモザイクなどはPremiereだけで実装することができます。

映像は素材を作るのが大変

Premiereは素材が全て揃ってから使う、最終作業に使うソフトです。
映像というと1つの作業のように思えますが、実際は下記の作業を事前に終わらせる必要があります。

●企画・構成
●パーツ作成(画像や特殊効果)
●音楽編集

企画・構成

よくあるのが小ボケ集みたいな映像を渡されて「面白く編集して」と依頼されるケース。残念ながらお断りしています。
その場では面白いことも、繋げて見ると不自然に見えてしまうことがあります。オチだけで構成される漫才がないように、10秒~15秒の面白い動画をつなぎ合わせても面白くはならないのです。
やはりオチに至るまでの理由や流れといったものがあった方がよりオチる。
分単位の映像であっても、まず最初に企画と構成を考えておく必要があります。

パーツ作成

ソフトで言うと、映像編集はPremiere Pro、特殊効果はAfter Effects、画像編集はPhotoshop CC、音楽編集はAuditionといった具合です。
これらのソフトを扱えて、初めて映像編集ができると言えます。
特にAfter Effectsは難易度が高いのでAfter Effectsを使った場合予算が上がってしまうでしょう。
僕の経験上で言えば、やはりAfter Effectsの効果は絶大です。プロと趣味の違いを見せるのに一番手っ取り早い手段ですね。

音楽編集

音楽編集の何が大変かと言えば、まずそもそもどういう音楽を使用するのかを探す必要があります。
もちろん、ぴったりな音楽を見つけたとしても尺が合うことはありません。ですから繰り返し部分を削ったり、ブレイクを利用したりして映像にあった音楽に加工する必要があります。

これだけのソフトを使うので仮に1分の映像でも1日で終わることはほとんどありません。
下手したら数秒のパーツをつくるのに1日かかってしまうことすらあります。

上記の例はある程度素材が集まっている前提ですが、もし撮影等が必要な場合は人数も増えますし、機材が必要となるので数十万ではきかない場合もあって当たり前だと思います。

アドベネックでは提出いただいた素材を元に作成するので10万円前後の動画を作る事が多いです。
プロに頼むほどじゃないんだけど映像を作りたいという場合はご相談ください。(お問い合わせフォーム

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