ウェブデザイナーになったきっかけ

post on 2016/04/12

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FLASHHTMLウェブデザイナーコーディング

パソコンとの出合いは20歳越えてから

僕がパソコンを購入した理由はホームページを作りたかったから。
所属していたバンドのホームページを作る予定が気がつけば今でいうブログサイトみたいなサイト作っていました。
最初にサイトを作った時、1週間くらいずっとHTMLを書いていました。
まだCSSもなかった時代ですからできることも限られていたんですが、自分が作ったものがネット上にあがっていて、それをみんなに見てもらえると思ったら嬉しくて嬉しくて。ものすごい興奮したのを覚えています。

いまさら就職できるのか?

僕は大学を卒業してしばらくはバンドしていて、世に言う「就職活動」なるものをほとんどしたことがありませんでした。
そんな僕も25歳あたりで真剣に将来を考え、親から独立し収入を得ないといけないと思うようになったのですが、大学を卒業して2年が過ぎそんな自分を雇っていただける会社があるものか?と考えたものです。
まあ、普通に考えればありませんよね。
だから、これまでになかった職業に就くしかない。そうだ!ホームページを作る人になろう!と考えたのが始まりでした。

面接で何でもできます!と言い張りました。

当時無知だったので面接をしていただいた先輩デザイナーにHTMLのことならだいたいのことはできます!と豪語してなんとか制作会社に潜り込むことに成功。
最初に一週間で「コーディングってなんですか?」ってきいて、「あ、これが人が引くってやつか。」ってくらいのリアクションをされたのも今となってはいい思い出です。
HTMLは知っていたけど、HTMLを書くことをコーディングと呼ばれていることは知りませんでした。
そんな僕でもこの職につけたのは根拠のない自身に満ちた面接での態度だった。。。と思いたいんですが実際はインターネットバブルがはじける寸前。空前の人手不足だったんでしょう。
就職は運がよければ実力がなくてもできる!希望を持ちましょう。

FLASHが僕のウェブデザイナー人生を変えました。

1年目は使えないやつだなー。と思われていたと思います。
仕事も大してできない新人は実務に関わらせると面倒なので、当時流行の兆しが出始めたFLASHの勉強をするよう仰せつかったのです。

暇でしたから、ずっと触ってました。
当時はFLASH5。ActionScriptバイブルという本を買って必死に勉強しました。
その後ひょんなことから独立することになるのですがFLASHはCS6の時代まで大きな収入源になったので当時FLASHを担当させていただいて本当によかったです。
その後スマホの登場とともに消滅することとなるFLASHですが今でもインターフェース系ではあんなによくできた言語はないんじゃないかと思います。

なって良かった!ウェブデザイナー

ウェブデザイナー男子3人集まれば
「嫁に給料の割に帰ってくるのが遅いと言われた」
などと話題になるものですが、僕はこの職業が凄い好きです。
だいぶ安定してきたといえど、まだまだ黎明期だと思いますし、新しい技術がどんどん出てきます。
今後もしばらくはこの傾向は変わらないでしょう。
まだまだこの業種には未来がある!
ただ、業種としてはまだ赤ちゃん。他業種と比べると稚拙な感は否めないですね。

ホームページを作る仕事とは。

大体の場合、クライアント様が自分たちより制作や運用など熟知されているケースは稀です。
もともと技術革新の速度も速いですから、担当者が置けないような企業様だと、仕方ないこと。
そのお仕事をお手伝いさせていただけるというのは貴重な体験ですし、就職した経験のない自分にとっては外部の方と一緒に仕事ができるということそのものが嬉しいのです。
せっかく作ったウェブサイトも利益に結びつかないと意味がありません。
運用も含めてクライアント様と一緒に一つのサイトを育てていける。こんな面白い仕事ないんじゃないかな、と思います。

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