WordPresss案件の概要

post on 2023/06/21

カテゴリー:wordpress作成について

WordPresssの構成要素

WordPresssはファイルとデータベースで構成されています。
制作時は自分のパソコンの中に疑似サーバを立てて、
そこにファイルを置き、疑似サーバ内のデータベースには投稿データなどが蓄積されます。

ですから、自分以外の人にサイトを見てもらうためにはファイル一式とデータべースをアップする必要があります。

ファイル一式とデータベースのアップロード方法の違い

ファイルはFTP情報をいただいたらファイルをアップできるんですが
(僕の場合、コーディングソフトDreamweaver のFTP機能を用いています)
データベースはHTMLファイルのようにアップできません。

まずサーバの管理画面でデータベースを作成し、
そのデータベースを簡単に制御するために「phpMyAdmin」というツールをアップロード(インストール?)します。
phpMyAdminがデフォルトで入っているサーバ(Xserver,ロリポップなど)と入っていないサーバ(お名前.com)があります。
※phpMyAdminが必ず必要じゃないのかもしれませんが、制御が格段に簡単になります。

上記の流れのため、Wordpresss案件ではセッティングするためにサーバの管理画面のログイン情報の開示が必要となります。
新規案件の場合はあまり問題になりませんが、リニューアル案件ではログイン情報の開示を下請けに出すことができないケースがあるので事前の確認が必要となります。

アクセス認証について

サイトにアクセスするとアクセス認証がかかっていることがあると思います。
これは公開前に内容を見られないためと、検索サイトにテストサイトがインデックスされないためという2つの理由があります。
(制作から公開まで短期間の場合はスマホで確認しやすいように認証をかけないケースもあります。)

アクセス制御もFTP情報だけで設定できるサーバもありますが、管理画面から設定するサーバもあります。

サーバの仕様によって設定可能かどうかが異なります。

現在のWPの最新バージョンは6.2.2(2023年6月現在)です。
古いサーバの場合インストールできないので、リニューアル案件の場合は受注の際にMySQLのバージョンとPHPのバージョンの確認お願いします。

担当作業によって開示いただく情報が変わります。

データベースの作成・phpMyAdminのインストール・データベースのアップロード・アクセス認証の設定や作業が必要な場合はログイン情報の開示が必要で設定や作業が不要な場合はFTP情報とデータベースの基本情報だけで対応可能です。

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