RPPはGoogle広告(エクスパートモード)とはかってが違ったのでまとめました。
キーワード設定も商品の指定も不要
基本的にはマッチングは楽天任せとなります。管理者が設定するのはキャンペーン名と月間予算くらい。
商品・キーワードごとに適用されるCPC(1クリックあたりの入札単価)を設定することもできますが、最初に設定してしまうよりは一度結果を確認してから設定したほうがよいでしょう。
楽天は管理者の設定を信用していない
なぜここまで設定することが少ないのか?それは楽天が管理者の設定を信用していないからでしょう。
これは他のリスティング広告でもありがちなのですが、たくさん設定してしまったがために表示回数が増えず、マッチングも行われないケースが多いためでしょう。
楽天内の動画でも紹介されていましたが、商品を指定しての広告だった時代でもユーザーがランディングページ以外の商品を購入したケースが40%以上あったとのことです。
管理者が売りたいものとユーザーが買いたいもののミスマッチが起こるので、それならいっそ設定しないでください。ということでしょう。
除外商品は指定できます
とはいえ、広告をクリックされては原価割れするという商品もあるかもしれません。
その場合は除外商品は指定できます。除外商品の指定は決まったフォーマットのCSVをアップします。
アップロードするにはキャンペーンが有効になっている必要があるので注意してください。
- 広告が配信されるのはキャンペーンを有効にしてから24時間後なのでその間に作業してください。
CSVのダウンロードとアップロード
CSVはShift_JIS形式なので、RMSから全件分のCSVをダウンロードして、エクセルなどで編集した後、RPPの管理画面で除外商品のCSVをアップロードします。
全商品のCSVはRMSからダウンロードするのでRPPのサポートではダウンロードの手順を教えてくれません。
初めての作業を行う場合はまず、RMSからCSVをダウンロードすることから始めましょう。
配信を強化したい商品やキーワードがある場合は個別のCPCで調整
前述したとおり、商品・キーワードごとに適用されるCPCも設定可能です。
露出を増やしたい商品・キーワードがあれば、後からでもいいのでCPCを平均より上にしましょう。
ただ、CPCを上げて露出を増やしても商品の価格が競合より高いなど、負ける要因があれば購入に至らないでしょうから、まずは客観的に見て売れる状態にあるかどうかをチェックしましょうね。