パンダアップデートとは

post on 2016/05/20

カテゴリー:SEO

Googleパンダアップデート

オリジナリティのないページに対する評価を変更

パンダアップデートは2012年から日本でも適応されているgoogleのページ評価基準のアップデートです。
要は順位上げるためだけに作られるような複製ページの順位を「ユーザーのためにならないページ」として検索順位を落とすアップデートと言われています。
「サイト」ではなく「ページ」だから順位に影響しているかはわかりにくいのでは?と推測していますが、似たような構成のサイトがある場合で、ここ数年で順位を落とした場合はパンダアップデートを疑ってください。

どんな行為が複製・意味のないサイトと評価されるのか

サイトのボリュームは検索順位に影響するといわれていますが、内容がほとんど一緒のページを大量に複製することで検索順位をあげることがユーザーの利益になるかと言えば、利益にならないことが多いですよね。
検索結果が役に立たないものであれば、検索エンジンそのものの意義が失われます。
このため検索順位を上げるために作られる、複製することで大量に作られた内容が同一・もしくは極めて近いページに関しては評価対象から外したんだと思います。

パンダアップデートは本当に制作時に考慮すべき事柄か?

意図しない複製ページの生成への注意

個人的には「検索エンジンは上位表示にすることで検索エンジン自体がユーザーに評価されるサイトを評価する」と考えています。
また、大量に複製ページを作ってSEO対策をするというのはSEO対策会社がする行為であって、制作会社が行う行為ではないので、制作時にはあまり考慮する必要がないと思います。
ただ、注意すべきは小規模サイトしか作ったことがない会社が突然システムが入ったちょっと大きな規模のサイトの制作を担当する際に、結果的に大量に生成されるページがほぼ同じ内容になってしまうことがあります。
自覚症状もなく、ペナルティを検知できないケース(順位から除外されているわけではないけど、順位が上がらないケース)があるとすれば、これは注意が必要ですね。

意味のない文章に対する評価

複数のキーワードを貼り付けているだけの文章はキーワードとは評価しない、ということですね。
キーワードが単独で評価されないということは、キーワードと他の何かをセットで配置する必要があるのではないか、と思います。
そのため見出しなどキーワードが配置されたブロックの近くには必ず説明(そのキーワードに関連性のある単語)が必要となってくるのではないかと思います。
現実問題いちいち説明をつけることがユーザーにとって使いやすいかどうかはわかりませんから、こちらもかなりあからさまな場合を除いて、評価されないことがあっても、ペナルティを受けることはなさそうです。

トップページに戻る