タイトルやディスクリプションを変更したのに反映されない。

post on 2017/12/17

カテゴリー:SEO

GoogleHTMLSearchConsoleディスクリプションメタタグ

ウェブページのタイトルやディスクリプションを変更してHTMLをアップロードしたものの、検索結果に反映されないという質問をよく受けます。
2019年現在、条件を満たしていれば早ければ24時間以内に反映されますし、遅くても1週間かからないケースがほとんどです。

何週間経っても変更が反映されないのであれば、記述ミスを除くと3つの原因が考えられます。

理由1 Googleが変更を確認していない

Googleがリアルタイムでインターネット上の全ての変更を検知することはできません。
このためGoogleはロボットと呼ばれるプログラムでネット上のページにアクセスして変更内容を取得します。(クロール)
ディスクリプションの変更を検知してもらうには「サイトにロボットが訪れている」という前提条件を満たしている必要があります。
強制的にロボットを呼びたい場合は記事の最後の方を参照してください。

外部からリンクがないとGoogleは訪れない

ロボットはリンクを辿ってやってきます。逆に言えばどこからもリンクされていないページはロボットも情報の取得方法がありません。
リンクされている数が多いページはそれだけロボットが訪れる機会が多いですから変更の反映が早くなると予想できます。
サイトにどれくらい外部リンクが貼られているかはSearch Consoleの「サイトへのリンク(新管理画面ではリンク)」でわかります。

更新頻度の重要性

また、仮にロボットが訪れていたとしても、周回のスパンがあまりにも長い場合、当然変更の反映に時間がかかります。
ネット上の大量の情報をなるべく効率的に走査していこうと思えば、ロボットは更新頻度の低いページへのアクセス数を減らす必要があるでしょう。このため更新頻度の低いページは徐々にロボットの周回コースから外れていくのです。

このことから、更新頻度が低いサイトではタイトルやディスクリプション変更の反映が遅れることが予想できます。
SEOにおいて更新頻度や外部リンクが大切だと言われる所以ですね。
よくサイトをリニューアルして2,3週間様子を見てくれと言われることがあると思いますが、新規サイトにロボットが訪れインデックスされるにはそれくらいかかると言われているためです。
ページの変更は早ければ1日程度で反映されるでしょうし、長く見積もっても2,3週間だと思ってください。これ以上長いようなら恐らく更新ミスでしょう。
もし早急にタイトルやディスクリプションの変更を反映したい場合は強制的にロボットを呼んでください。(後述)

理由2 Googleが適切ではないと判断している

2019年現在、管理者側で設定したディスクリプションが必ず採用されるわけではなくなっています。
これはGoogle側が検索語句が含まれているページの部分を抜粋し、本来であれば設定したディスクリプションが表示される部分に抜粋した内容を表示する仕様に変わったためです。
この場合は変更の反映は見込めません。近年このケースが増えていたように感じます。
もし、検索キーワード・検索結果・リンク先を完全にコントロールしたい場合はリスティング広告を使って有料検索でサイトへの導線をつくるべきでしょう。

強制的にロボットを呼びたい場合

更新頻度が低く、外部リンクも少ないページでも検索結果の反映を急ぎたいケースがあると思います。
そもそも「再審査を依頼する目的」のツールではありませんがSearch ConsoleのFetch as Googleを使うと、再審査を促すことができますよ。
※新管理画面ではページ上部のURLの検査を使ってください。

Search ConsoleはGoogleのアカウントを持っていれば無料で使用することができます。
サイトの管理者であることを証明しないといけないため初期設定はちょっと手間ですがウェブ制作を行っているところに頼めばすぐやってくれると思います。

理由3 プラグインで設定してしまっている

WordPressといったCMSを使用している場合、HTML上で設定したディスクリプションとは別にプラグインで設定したディスクリプションが存在するケースがあります。
ソース上にメタdescriptionが1つしかないことを確認してください。

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