ローカルSEOのすすめ

post on 2017/07/29

カテゴリー:SEO

ローカルSEO

ウェブサイトの最大のメリットは情報を世界中に発信できる点です。

しかし、店舗を持つビジネスだと、世界中に発信できることがかえって運用を難しくします。
仮に検索サイトからたくさんの流入を得られたとしても、その流入が店舗に来れない地域の人であればほとんどの場合無意味でしょう。

ページに地域性を含める

例えば、コンビニを調べたいユーザーがいるとします。
そのユーザーは日本一SEOが上手なコンビニではなく、今自分が行ける範囲のコンビニを探しているはずです。
このため店舗の所在地やサービス提供エリアを明記することが大切になってきます。

これは位置情報を取得できるスマホの普及とともにアップデートされたGoogleの検索アルゴリズム「ベニス(ヴェニス)・アップデート」に対応するための手法です。
ちゃんと記載している場合でも、Googleビジネスなど外部サービスとサイトでは番地の表記などが異なることもマイナスです。注意してくださいね。

稀に遠方からお客さんが来るため地域を絞れない

そのお客さんはなぜあなたのサイトに訪れ、また遠く離れた店舗に足を運んだのでしょうか?
SNSであなたの人となりを見て。独自のサービスに共感して。そこにしかない商品を購入しようとして。
いろんな目的が考えられますが、おそらく地域を絞ったとしても、他の地域からアクセスできないわけではありません。
足を運んでいただいた原因となるものが表現できているのだから、きっと地域を明確にすることがマイナスに運ぶとは考えにくいでしょう。

店舗型ページは地域を限定すべき

これだけ情報の供給側が多いと、差別化していかなければ他サイトとの区別がつきません。結局マンパワー勝負になるため、多くの中小企業にとっては厳しい戦いになります。
そういった意味でもやはり店舗型ビジネスは地域を限定すべきだと思います。ウェブの世界において「なんでもできる」は無味無臭と言えるのではないでしょうか?
自分の好きな言葉に「ブランディングとは着飾ることではなく脱ぎ捨てること」というものがあるのですが、本当にその通りだな。と思います。

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