ホームページを運用していて以前と大きく異なる点は「リーチ」という概念の有無でしょう。
SEOといったアクセス数を増やす行いとは異なり、リーチはTwitterやFacebook、インスタグラムなどSNSを使って自らユーザーに記事を届けます。
一見それほど大きな違いはないように思いますがメリット・デメリットそれぞれあります。
リーチのメリット
リーチのメリットは半強制的に記事を見せる事ができる点と場合によっては記事を見たユーザーが拡散に協力してくれる点でしょう。
このメリットを活かすために大切なのは、記事の受け手にから見た「質」でしょう。文章の正確さも伝達という意味においては重要ですが、この場合の質はユーザーが欲している情報が含まれているです。
SNSではシェア・リツイートなど友達に記事を紹介する「拡散行為」がクリック一つでできてしまいます。
「自分も発信者として何かを発信したいけど記事は書けない」人や、自分の同情や感情移入してくれた人はクリック一つで発信や協力ができてしまうためアクセスとは全く異なる情報の伝達が実行できます。
そういった意味ではサポートしてもらえそうな、ある意味同情してもらえるような日々の投稿も有効でしょう。
個人的には広告における「インプレッション」やSEOにおける「表示回数」も広義にはリーチと言えるのではないかと思います。アクセス同様、リーチ数も管理しましょう。
リーチのデメリット
SNSの特性上、必ずしも自分に仕事を依頼してくれるユーザーばかりにリーチするわけではありません。言わば見込み客では無い為、アクセス数とリーチ数を同じ意味合いで捉えるべきではありません。
「情報の拡散」という意味ではアクセスよりリーチの方が優れており、「コンバージョン(目的)」という意味ではリーチよりアクセスの方が優れている。そういう関係性を理解しましょう。