正確に言えば、マーケティングの才能がないというより、SNSをうまく活用できていないのではないでしょうか?
まずSNSがメディアとしてどういう側面を持つのかを考えてみましょう。
自分が知らない事は検索できない
SNSは強制的に情報を見せる事ができるメディアです。
自分の知らない言葉で検索はできませんから、検索サイトではどれだけ対策しても見せられない新サービスなどでも、SNSならフォロワーに強制的に情報を流すことが可能です。
知らないことを知るのに効率が良い
SNSにはシェア・リツイートいった、自分が良いと思った投稿をフォロワーに紹介する機能が存在します。
秒単位で新しい情報が更新されるSNSですが、有益な記事はいろんな方がシェア・リツイートするため目につく回数も多くなります。
SNSのアカウントは人間が情報をフィルターして、ユーザーにとって有益なものを流してくれているわけですから上手に活用すればとても便利なツール。リア充自慢の場ではなく、情報収集に適しているメディアなのです。
誰をフォローするかが重要
上記のことから、SNSを利用する目的のひとつが情報収集であることがわかります。そのため誰をフォローするかが重要になります。
自分の宣伝しかしない人。自分の自慢ばかりする人というのは情報収集という観点からすれば無価値です。
ですが、SNSを宣伝の場としか思っていない企業担当者は山のようにいるわけです。
そういった「ユーザーは何を目的にしてSNSをみているのか」を理解せず情報を流してくるアカウントというものはフォローを外されたり、スルーされて仕方ありません。
SNSの運用者から見れば有益な情報を流し続けることが、センスや趣向を見せつける意味で大切なのです。
フォローの仕方が下手な人がいる
SNSはリア充自慢の場だと思ってる人はフォローする人を探していないのではないですか?
自分からガンガン友達申請してくる人は基本自分のことを発信します。そういったガツガツ系の人たちと成り行きで友達関係になっているとどうしてもタイムライン上は自慢や宣伝で埋まってしまいます。
自らユーザーを検索して、自分にとって有益なユーザーを見つけることで情報収集の質は格段に変わりますよ。
有益な情報は仕入れるには手間が必要
上記のことを発信者側の視点に置き換えれば「フォローされ続けるアカウント」を育てないとSNSを使ったマーケティングは成功しませんし、そのためにはユーザーにとって有益な情報を流し続ける必要があるのです。
たまの自社イベントだけを単発的に流しても効果は見込めないでしょう。常に有益な情報を流し続けるからこそ信用され、情報の価値が上がるのです。
また、誰でも知っている情報は有益であってもインパクトがありません。情報配信には「仕入れる」必要があるのです。この仕入れをタダでできると思ってる経営者の方も多いですが、タダで仕入れることができる情報は誰でも知っているわけです。ユーザーが熱心にフォローしてくれるアカウントを作っていくためには情報を仕入れる手間やお金を少しでもいいのでかけることで他と差をつくりましょう。
SNSの投稿に困ったら
SNSは更新頻度も大切ですが、日に何度も更新するのはかなり難易度が高いことです。
ですから、他人のブログや投稿をシェア・リツイートすることも大切ですよ。