SNSの投稿のコツ

post on 2020/05/11

カテゴリー:SNS

写真見出し

SNSをビジネスで利用する際に注意したいのがユーザーは企業の宣伝を見るためにSNSはやっていないということと、現代の人たちは極端に文字を読むことが得意ではないということです。
今時仕事場以外でパソコンを立ち上げる人はほとんどいないので、SNSはスマホで見られていることを意識して情報をコンパクトにまとめましょう。

伝えたいことを最初に書く

facebookでは長い文章は後ろが非表示になっているため伝えたいことを最初に書くのが基本中の基本です。
まず、非表示部分を読んでもらうことが最初の目的です。

どうしても長文になってしまう場合も、一行目に要約を記載しましょう。

起承転結は必要ない

紙の文章のように起承転結といった構成は逆効果です。
言いたいこと=見出し その説明=本文
の繰り返しになります。

キャッチは13文字。センテンスは40文字

スマホは長文を読むことに適していません。見て理解できる文章にするため、見出しやキャッチは13文字以内。文章(センテンス)は40文字程度を目安と考えてください。
文字数オーバーしてもいいですが、投稿内に冗長な表現がないかチェックし省略できる単語は削りましょう。

画像や動画など多様な表現を用いましょう。

SNSはタイムライン(時系列に並んでいる投稿)上に自分の投稿と他のユーザーの投稿が混在します。
どんなにいい文章を書いても目に留まらないと意味がありません。テキストだけでなく画像や動画も毎投稿に含めましょう。
画像や動画を含めることで単純に画面内で大きな面積を占めることができる点を覚えておいてください。

画像には他者の投稿に埋もれないインパクトを

今は複数の画像を1つにまとめるアプリなどもたくさんありますが、実際に投稿を見て1つ1つの画像が目に留まるのかがポイントです。
分割しすぎてタイムライン上でよくわからない場合、分割をやめましょう。とは言えスクロールなどしないと見えない2枚目以降の画像は見られる確率が減ります。
1つ目の画像のインパクトが弱いなら分割表示するのも問題ありませんよ。
忘れてはいけないのはユーザーは他のユーザーの投稿の並びの中であなたの投稿を見ることになる点です。
投稿者は自分の投稿をじっくり見るので細部も気が付きますが、タイムライン上では細かい特徴を瞬時に見分けることが難しいです。
投稿はシンプルでわかりやすく、インパクトある画像や動画の追加を心がけましょう。

余計なものを画角にいれない

写真慣れしていない人の写真の特徴は画面内に余計なものが写っている点です。
歩行者や看板・張り紙などですね。これらは被写体より興味を引いてしまうことがあります。
写真撮影時に余計なものが写っていないかは必ず確認しましょう。
人間の目線とは違った角度で撮影するだけで個性のある写真になったりするのでどのポジションから撮影するかはとても重要です。

愛される投稿を

SNSでいきなりお問い合わせや購入などコンバージョンを得ようとするのは初対面の人に告白するくらい難しいです。
初対面でコンバージョンとなると客観的に見て明らかに優れていることがわかるスペックが必要ですよね。どこで買っても品質に差がない価格勝負の低価格な日用品なら可能性もありますが、価格の比較が難しいものや技術職はSNSで仕事の紹介をしても徒労に終わることがほとんどでしょう。
それでは何のためにSNSをやるのかですが、それは商品を手に取ってもらったり、問い合わせするための下地・関係性を作るためにです。これをファンになってもらうと表現する人もいますが、始めは顔見知りを増やす程度に考えてください。

まずは関係性を作る

価格の比較が難しいものや技術職の方がSNSを活用する場合、目標をコンバージョンではなく、関係性を深めることに設定しましょう。
全然知らない人に問い合わせるより、SNS上でもやりとりしている人に問い合わせる方が敷居が低いですよね。
友達申請やフォローを行うのも大切ですが、フォロワーの投稿にいいねしたりすることも相手に好意を持ってもらうきっかけになります。
企業のSNS担当で最も嫌われるのが自社の宣伝だけ投稿し、人の投稿にリアクションをしない人。むしろ会社へのファンを減らしてしまうので注意してください。

コンバージョンへの導線を用意

ここではコンバージョンとは購入や問い合わせといった利益に直結する行動を指します。
カートやフォームなどをイメージしますが、SNSを活用する場合、直接商品について会話してもコンバージョンととらえることができるでしょう。
つまり、SNSで関係性を作ってもそれを受けるツールやきっかけがないと無駄打ちになってしまいます。
SNSの運用とコンバージョンへの導線はセットで考えましょう。

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