どうやってサイトにユーザーを呼び込むかを決める
小規模サイトでまず問題になるのがどうやってサイトにユーザーを呼び込むかです。
選択肢は紙媒体やテレビ・ラジオなどマスコミを通じたものか、WEB上で広告を出したり(SEM:検索エンジンマーケティング)、SEO(検索エンジン最適化)を施したり、SNSからの流入を模索します。
マスコミを通じたものは費用が大きくなり小規模サイトには不向きなので割愛し、今回はWEB上で行うSEM、SEO、SNSに絞って説明します。
SEM(検索エンジンマーケティング)による誘導
SEMの一例はリスティング広告です。yahoo!やgoogleが提供しているサービスで検索連動型広告を表示するサービスです。表示されるサイトはyahooやgoogleだけでなく、yahoo!やGoogleが提携されている様々なサイトで表示され、それ自体がSEO効果を生むとされています。
SEM導入のメリットはサイトの内容に関わらず検索結果の1ページ目にサイトへのリンクを表示させることができることでしょう。
表示させるエリアや条件はかなり細かく設定できるのでノウハウをつかんでしまえば、見込顧客の獲得の最短距離を進むことができます。
予算の1日の予算として設定できるのでご予算に合わせて広告を出す事ができます。
デメリットは費用がかかること。広告をストップすると効果もゼロになるということです。
SEO(検索エンジン最適化)による誘導
SEOとは検索にひっかかりやすいようにページを修正していく手法です。
サイト単独で考えるとSEMのようにSEOを途中で辞めてもいきなり順位が落ちるということはありません。
ただ、SEOは検索エンジンの仕様(アルゴリズム)に強く依存する為、ある日突然方向性が変わったり、ペナルティを受けたりします。
また、対策と結果を常に観察しないといけないのでかなり地道な作業となるので例えば社内にサイト担当者を置かないような運用体制の場合不向きです。
SEOも知識が必要となるため、初めから社内だけで完結させるのは難しいです。
そのため保守費用は必要となってくるのでご注意ください。
SNS(ソーシャルネットワーク)による誘導
SEM,SEOともに費用がかかってきます。
どうしても費用をかけたくない場合は人が集まるところで自社を宣伝するしかありません。
その場合、facebookやtwitterなどタイムラインを持っているSNSを活用してサイトに呼び込む誘導方法をおすすめします。
写真と簡単な文章で掲載できるので機動性もありますし、担当者様のスキルによっては強力なツールとなりますよ。
どうやってサイトにチェックするかを決める
サイトの動向を監視するサービス
実際にサイトへの呼び込み方を決めても、それが実際に機能しているかはセッション(=アクセスみたいなもの)を見て判断しなくてはなりません。
代表的なサイトは内部要因を監視する「Google Analytics」と外部要因を監視する「Search Console(旧ウェブマスターツール)」ですね。
bingでもWebマスターツールのようなサービスは存在しています。もうIEは切り捨てされそうな雰囲気ですし、bingのWebマスターツールも要注意ですね。
どのサービスも無料使用できますし、サイト内に特定のコードを含めることで簡単に実装できるので、最初に依頼しておけば、制作会社もそこまで大きな費用を計上しなくても対応してくれると思いますよ!