主題と異なるブログはSEO的に悪影響か?

post on 2020/05/19

カテゴリー:ホームページ

SEOブログ外部リンク

原則としては、主題と異なるブログを更新し続けることはホームページにとって主題におけるSEOの順位を落とす可能性があるというデメリットがあります。
しかし、だからと言って主題だけでブログ本来の目的を達成できるのかも考慮しなくてはなりません。
もう少し細かく考えてみましょう。

最大の危険は外部リンクを獲得してしまうこと

少し前のSEOにおける事例ですが、とあるインスタント商品が車が当たるキャンペーンを行ったところ、車関連のリンクを大量に獲得してしまったがためにインスタント商品としての順位を落ちしてしまったことがあったそうです。
主題と異なるブログが評価されてしまったからこそ起こってしまうケースですが、いわゆるバズることでしか発生しないリスクです。

ブログはSEOだけのために更新するものではありません

SEOのためにブログをやっていると忘れてしまいがちですが、ブログは元来その会社や組織の現状を知ってもらったり、訪れてくれたユーザーのために有益な情報を提供するために更新するものです。
その結果組織のファンが増えることはSEOにおけるクリック数とは比較にできないメリットです。
言い換えれば、アクセス数を確保するためだけの可愛げのないブログと、その組織を愛してもらえるようなブログ、どちらの方が価値があると思いますか?

多角的な観点を考慮しましょう。

リスクとして例を挙げたのは外部リンクですが、実際は主題と異なるブログの方が流入数が増えてしまったりすることもデメリットかもしれません。(それはそれで主題が弱いか、主題と異なるブログが強すぎるのでしょうが。この辺りはSearch Consoleで確認しましょう。)
また規模が大きくなってくると、主題と異なるページが増えることで「無意味なページでサイトボリュームをカサ増ししている」と判断されて順位が落ちる可能性もあります。その場合、主題と異なるページをnoindex(検索サイトに登録しない)設定を行い、SEOに配慮しつつブログの更新を続けることをお勧めします。

wordpress noindexの設定

またSEO上のメリットもファンを獲得する可能性しか提示しませんでしたが、トップページにブログの更新情報を掲載している際の更新頻度や下層ページの内部リンク数(特定のページの大量の内部リンクを設定することができる)なども考慮しなくてはなりません。

そしてアクセス数はSEOだけで増減しているわけではないということも忘れてはいけません。メディアで特集された、シーズンに入ったなど、現実社会での動向がアクセス数に大きく影響するのです。アクセス数が少ないサイトにおいてSEOの因果関係を特定するのは簡単ではありません。

つまるところ、目的は何か

正直SEO目的だとかコンテンツマーケティングの成れの果ての惰性のブログであるならば、続けようがやめようがどっちでもいいというのが僕考えです。(そこまでの影響力はないから)
ブログの更新の目的は有益な情報の提供・ファンの獲得などそもそもの目的があるべきです。
そこを忘れていなければ、仮に主題と異なっていても、その組織にとってプラスに働く可能性が高いと僕は考えます。

トップページに戻る