ブログは外部におくべきか、内部におくべきか。

post on 2016/06/22

カテゴリー:ホームページ

SEOブログ

内部にブログを置く利点

内部にブログを置く利点はシンプルで、自社サイトのページが増やしやすい点です。
サイトの規模はそのサイトが主題に対してどれくらい詳しいかの指標になりますから、ページが増やしやすいということはSEO上大きなメリットと言えます。
wordpressなどCMSを使って構築しておくと、例えば月別ページ・カテゴリーページも自動で生成されるので1つの記事をアップして1ページ追加されるだけでなく、2,3ページ追加されるのと同時に、トップページに更新情報を追加しておくことで常にトップページが更新されます。
これは、CMSを使わずにHTMLを1枚1枚作成していては不可能なレベルの運用です。

内部リンクも重要です。

外部からのリンクに対するペナルティが厳しくなったので、相対的に内部リンクが注目されています。(SEO業者にお金を払って順位を上げていたようなケースを除いては無視できるアップデートであり、外部リンクより内部リンクの方が重要になったというわけではありません。)
パンくずリストを配置することで内部リンクが生成されます。内部リンクは数よりもサイトがツリー構造(重要なページほど内部リンクが多くなる)になることが重要なのだろうと思います。
同時に、パンくずリストだけではなく、詳細ページから同じようなテーマを持った詳細ページに遷移する導線もユーザーにとって利益になるのではないかな?と思います。
製品ページよりブログのトップページの方が上に来てしまいそうですが、その場合Search Consoleのサイトマップでページの重要性を検索エンジンに追加してみてはいかがでしょう。(効果があるかはわからないですが。)

外部サービスのメリットはインデックスのされやすさと外部リンクの獲得

アメブロなど、ブログサービスでブログを更新している方もいらっしゃると思います。
外部サービスでブログを書くメリットは、内部ブログよりは検索エンジンの目に留まりやすく、外部サービスから自社サイトにリンクすることで外部リンクを獲得しやすいという点だと思います。

ただ、発リンクはその数でページランクの引き渡しの濃度が変わります。
簡単に言えばリンク元のページ内に外部リンクが1点しかない場合、リンク元からリンク先に1を引き継ぐとします。
リンク元のページ内に外部リンクが10個あれば、リンク元からリンク先に0.1を引き継ぎます。
こういった感じで発リンクの数によって外部リンクする価値も薄まります。

外部サービスのデメリットはリンクをコントロールできないこと

そもそも動的に吐き出されるリンクはあまり自分たちのメリットにならないことが多いです。
それが外部サービスならなおさらです。
制作費の都合で外部サービスを使ってブログを更新していく場合は管理者が意図しないリンクがたくさん配置されるようなサービスは避けるべきです。
仮にテンプレート部分にほとんどリンクが仕込まれていないサービスを見つけたとしても、今はアフェリエイトやリスティング広告などが多いのでページ内の1つのリンクの価値は下降傾向にあると言えます。

結論としてはブログは内部におくべき。

予算面を度外視すれば、ブログはやはり内部におくべきでしょう。理想を言えばどちらもやりつつ内部ブログをメインに置くのが理想だと思うのですが、ブログを複数管理するのは大変なのでどちらかを切り捨てるなら外部かと。
外部サービスはかなり巨大なサイトの一部ですから、外部ブログの方がSEO的に有利だとは思いますがサービスはいつか停止するかわからないですから。

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